「日本列島鉄道縦断ツアー」初日 その②
前回は、ツアー初日のミッション①クリアまでをお伝えしました。今回は、鉄子の父がミッション②に挑みます。
おさらいすると、3つのミッションはこちら!
①宗谷岬に行く!
②日本最北端の稚内駅を写真に納める!
③ノシャップ岬に行く!
プロペラ機で稚内空港に到着した鉄子の父は、土砂降りの中、ミッション②のターゲットである稚内駅に向かったのでした。
そこで鉄子の父が目にしたものは・・・
いやー、30年経つと、駅の景観も変わりますねー
当たり前なのですが、私の30年前のおぼろげな記憶とは掛け離れた近代的な駅に変貌しておりました。よくよく見ると、4階建ての稚内駅は、道の駅や養護施設、映画館も併設した稚内のシンボル的存在となっていたのでした。
そんな稚内駅ですが、私、鉄子の父からすると、30年前も今もJR日本最北端の駅というのは変わる事のない事実なのです。
直ぐ上の写真はそんな稚内駅と特急サロベツ4号ですが、当時どんだけ雨が強かったかこの写真で伝わりますでしょうか?
なんと、駅舎とホームの間はガラス張りで仕切られておりました。上の写真の改札口自動ドア以外は密閉空間であり、折角の『最北端の線路』もガラス越しにか拝む事ができなかったのでした・・・
ま、よくよく考えると、極寒の冬を凌ぐにはこの構造にせざるを得ないのですよね。待合室、お土産屋さん、公共施設が詰まった現在の稚内駅は、当然の事ながら使い勝手を最優先に設計された現代の複合施設に生まれ変わっていたのでした。
ちなみに面白い事に、先程の線路は駅構内を突っ切って、反対側に続いているのです。どこまで続いているかを上の連続写真で示してみました。
そして、その末端には『日本最北端の線路』の碑が。何故ここまで線路を引っ張ったのかは謎です。
という訳で、宗谷岬から戻った時にはあの土砂降りもすっかり止んでおり、思う存分稚内駅の撮影を楽しむ事ができました。
よし!これでミッション②もクリアです!