2015年北海道旅行 夏の陣⑤
みなさま、こんにちは。
前回、いきなりこの旅行のメインイベントであるカシオペア乗車を果たした鉄子の父一行は、北海道での朝を迎えたのでした。
こちら、ウェルカムドリンクに続いてのモーニングドリンクチケットです。いやー、この辺のサービス感、子連れには最高ですね!このカシオペア、2021年現在は、JR東日本管内を巡るツアーパックとして販売されています。が、プレミアムツアー扱いですので、なかなか良い値段がします。はい、この時期に決断して良かったと、6年経った今でも思います。
さて、オレンジジュースで喉を潤した3人は、再び先頭車両のラウンジカーに向かいます。
こちらが、カシオペアを引っ張るディーゼル機関車DD51の勇姿です。北海道内は札幌近郊の一部を除いて非電化区間ですので、こちらも北斗星色ブルーに塗装されたDD51重連(2両連結の事です)がカシオペアの客車12両を懸命に引っ張っています。
このDD51、誕生から50年程の運用期間を経て、2021年3月に定期運用から引退したとの記事を目にしました。私の地元である山陰地方は、特急やくもが通る米子-出雲市間を除いて非電化区間ですので、30年前はDD51が大活躍でした。ブルートレインも全盛期でして、DD51が引っ張る寝台特急出雲に乗って何度も上京したものです。そんなブルートレインも今は全て廃止となり、2021年現在、寝台特急はサンライズ出雲・瀬戸を残すのみです。こちらは電車寝台列車なので機関車が客車を引っ張る訳ではありません。車両色もサンライズ、つまりクリーム色と赤を基調とした配色でして、ブルートレインではないのですよね。
そんな寝台特急サンライズ出雲ですが、写真を見てると、何とこの年2015年GWに乗っていました。この後公開を控えている冬の陣に加えて、この年は島根帰省、北海道旅行✖️2回と旅行三昧の一年だったという事です。
大分横道に逸れましたが、、、カシオペア乗車記に戻ります。ラウンジカーを満喫した3人は、ダイニングカーでの朝食に向かいます。
昨晩のディナーは父ひとりで行かせて貰いましたが、もちろん朝食は3人一緒です。かなり並んでいて30分くらい待ったでしょうか、ようやく順番が回って来て、ハイポーズ!!相変わらずテンション高いふたりです。
ちなみに、メニューは和朝食、洋朝食の2種類で、ひとつずつ注文しましたね。
鉄子は今だにこの食堂車の体験は覚えていると言いますし、こんなズッシリと重いナイフは初めて持ったよ!と楽しそうに語っていました。はい、↑の写真のど真ん中に置いてあるナイフですね。確かに柄もぶっといですし、フランス料理コースに使われるナイフでしょうから、幼稚園児には衝撃だったのでしょう。うん、これだけでも良い経験になりました!
そんなこんなで9時になりましたので、3人はシャワールームに向かいます。
↑が出発前にダイニングカーで並んで購入したシャワーカードです。310円なり。購入時に時間指定されており、9時から30分間使用可能です。
↑はシャワーカードと一緒に購入したシャワーセットです。シャンプー、リンス、石鹸等が入ってまして、左がカシオペア、右は前述サンライズ出雲で購入したものです。これ、実は未開封なんですよね。毎回2つずつ購入して、1つは6年経った今も自宅にこの状態で保管してあります。と言っても、今更使いたくはないのですが(笑)
なお、お湯が出る時間は6分間でルーム内にカウントダウンタイマーが設置されてるのですよね。これがゼロになったら、どんだけ泡だらけでもお湯は出ません。確か、最後の1分は警告のアラームでお知らせしてくれたような。。。この6分間、1人でシャワー浴びるのであれば充分なのですが、今回は3人なので、まぁ大変でした。まず、脱衣スペースは1畳くらい、シャワースペースはその半分くらいの広さでしょうか?とにかく、戦場のような慌ただしさだった事だけは覚えております。
↑は戦場から帰還して、ノートにマッタリと日記を書いてる様子ですね。テーブルの上には、朝食で余ったゼリーとオレンジジュースも置いてあります。これでもか!と言うドリンク攻勢で、流石の2人もお腹いっぱいです。
そんなこんなで、カシオペアは終着駅の札幌駅に到着したのでした。
こちらがDD51の先頭ヘッドマークです。ホームの先端まで来ているため、こんな角度でしか撮影出来なかったのが心残りです。
こちらはDD51重連ですね。やっぱりカッコイイです!
こちらはチビッ子鉄子が撮り鉄修行中の様子です。このアングル、とってもお気に入りです。
こちらの集合写真もお気に入りです。いやー、当時を思い出しますね、こうやって写真で振り返っていると。
これは最後尾カシオペアスイートとの1枚です。この展望室の景色を一晩中楽しめるのは大変な贅沢ですが、途中駅に到着する度に外から注目されて覗きこまれる。そのプレッシャー足るや、ものすごいかも知れませんね。
↑は車内で買ったキーホルダーです。6年経っても当時を思い出す事ができる、貴重なお土産ですね、はい。
という訳で、当旅行のメインイベントであるカシオペア乗車記をお伝えしました。札幌駅からはレンタカー移動となりますが、ここはやっぱり鉄子の父ですから、鉄道にもチャレンジしています。その内容は、次回以降ダイジェストでお伝えしようと思います。
それではまた!