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「日本列島鉄道縦断ツアー」最終日 その③

 みなさま、お待たせしました!

丸二日掛けて稚内から熊本までやってきたツアー一行、ついに今回、念願の西大山駅に到着します。

 

それでは早速その様子を振り返ってみましょう! 

 

■三本目:みずほ601号

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添乗員特製チケットもこれが最後となります。全19枚ご紹介してきましたが、最後となると寂しいものがありますね・・・ 

 

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こちらがJR九州&西日本N700系です。熊本駅鹿児島中央駅、共に乗り換え時間が短く、悠長に写真撮影する暇がなく、この一枚しか残っておりませんでした・・・

 

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ので、鹿児島中央駅にて別のタイミングで撮影した先頭車両を載せます。先頭部分は鳥?動物の衝突痕でしょうか?高速走行の大変さが伝わってきますね。

また、この二つの写真からは分かりにくいかも知れないですが、JR東海N700系に比べて、少し青みがかった白の車両でした。


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という訳で鹿児島中央到着です! 次は10:02発、本日最後の乗車である、指宿枕崎線普通列車に乗車するため、ツアー一行26人は急いで乗り換えホームに向かいます。


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乗車前に見つけました、ゼロキロポスト!

函館駅にもありましたね。ここは指宿枕崎線の始発であることを示したゼロキロポストです。そんな間にもどんどん乗客が車両に吸い込まれていきます・・・


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はい、こちらが最後に乗車する枕崎行き普通列車2両編成です。な、なんと、ものすごい混み具合でして、発車時点で座ることができませんでした。

目的地までの二時間弱、これは長い長い道のりになりそうな予感です。


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最後の乗車車両はキハ47系ディーゼルカーです。キハの「キ」は気動車の「キ」ですね。直近は新幹線、特急列車ばかり乗り継いできたので、普通列車に乗るのはとても新鮮です。

それも、車内は満員状態。シルバーウイーク3日目ということもあり、これだけの方がこの地を訪れてくれた事に感謝感謝です!

その分、ツアー参加者、および添乗員お二人とゆっくりお話しできる時間となったのでした。


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この日は天気も良く、このような車窓を眺めつつ・・・

ツアー一行は、最終目的地である西大山駅を目指します。

 

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はい、そんなこんなで、鉄子の父はJR日本最南端である西大山駅に到着したのでした。

 

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この絶景、見てください。開聞岳&JR日本最南端の駅の証。サイコーのアングルです!

わたくし、半年前の3月に3駅前の指宿駅までは来てたのですよ。ですが、時間の都合で直ぐ引き返してしまいました。

今回、念願の西大山駅に到達し、こうやって記念撮影できたのは感無量です。正にこのツアーのおかげです!


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今回はJR日本最北端の稚内駅から、JR日本最南端の西大山駅までやって参りました! となると、残る最東端の東根室駅、最西端の佐世保駅も制覇せねばなりません!

根室 ノサップ岬に続き、新たな旅の目標も見つける事ができました。こうやって旅の途中に次の旅の目標が見つかるって、すごいことですよね!

 

無事に西大山駅に到着したツアー一行。

次回は、ここから自宅に戻るまでの帰宅ルートをご報告します。

 

「日本列島鉄道縦断ツアー」最終日 その②

前回、念願のJR西日本500系に わずか17分間ながらも乗車でき、最高のスタートを切ることができた鉄子の父。

この勢いで西大山駅まで突っ走ることができるのでしょうか!?

 

 ■ 二本目:つばめ313号 

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本日二本目の乗車は、つばめ313号です。

外観はこちら。九州新幹線の専用車両ですので、JR西日本JR九州の境界駅である博多駅より東の山陽新幹線区間で運行されることはありません。

従いまして、その意味では鉄子の父にとって700系ひかりレールスターや500系よりも乗ることが難しい車両と言えますね。

 

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↑の写真から見えるだけで、1,2,3か所につばめがデザインされています。3日間に渡り、JR北海道JR東日本JR西日本、そしてJR九州の新幹線を乗り継いで来ましたが、各社特徴のあるデザインを採用しており、細かい部分でアクセントを利かせた様子を垣間見ることができました。


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こちらは車番号です。JRの文字はJR九州のコーポレートカラー赤で、JR九州800系である事が分かります。


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そして↓は車内の様子。普通車ながら2✖2シートで、前後のシート間隔も広く、ゆったりと乗車することができました。しかし、シートのデザイン、とってもお洒落ですね~


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↓は日よけですが、すだれになってます。こんなところにも細かなデザインの拘りが。このように見てみると、800系新幹線車内のテーマは『和』なのですかね?


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さて、小倉駅から乗車したこだま号は17分間乗車のため、とてもお弁当を食べる時間がありませんでしたが、このつばめ号は50分の乗車時間があり、ここで朝食タイムとなります。

ここまでのお弁当は、稚内幕の内弁当 → 高崎鳥めし、でしたが、本日はどんなお弁当に出会えるのでしょうか?

正解は、こちらです!


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ん?『牛タン辛子めんたい弁当』!? 辛子めんたいは分かりますが、なぜに牛タン?

早速中身を観察してみますと・・・

 

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牛タン4枚と、マルっと丸ごとめんたいこ、更に錦糸卵がぎっしり敷き詰められていますね。まさか博多に来て牛タン弁当を食べられるとは思いませんでした。

具がたくさん入っているので、もう少しご飯が欲しかったですが、牛タンとめんたいこのコラボレーションは最高です!ごちそうさまでした。

 

そして、添乗員さんに聞いてみました。「なぜこのお弁当をセレクトしたのですか?」

返ってきた答えは、「お客様にサプライズを与えたいので!」とのことでした。高崎鳥めしの時もそうでしたが、お弁当一つのセレクトまでこの気の配り様、おみそれしました。

 

ちなみに、ツアー一行の中にお一人だけ、「めんたいこは苦手」という方がいました。もちろん、添乗員はそんなケースも織り込み済みです。添乗員二人分の『かしわめし弁当』を用意しており、この弁当をその方に渡しておりました。

普通に考えると、全員が無難に食べられるお弁当を選びがちですが、お客様の満足度を最優先に考えチャレンジングな選択をした上で、何かあった際のフォロー案もしっかり用意しておく。これって私自身の仕事にも繋がる事だな、と、『かしわめし弁当』のやり取りを横目に見つつ感じた鉄子の父なのでした。

 

また、二つ上の写真撮影の際に、「私のお弁当も並べて撮りますか?」と声を掛けてくれたお隣さん。なんと札幌からの参加だそうです。

今回は関東圏を始め、札幌・仙台・小倉、更には沖縄!からの参加者もいらっしゃいました。これって、当ツアーが稚内集合、鹿児島中央解散だからできることなんですね。

もし東京発着だとすると、札幌・小倉・沖縄から参加しようと考えるでしょうか?考えないと思います。

 

添乗員曰く、「Gotoトラベルが適用されることもあり、日本全国どこからでも参加して欲しい、そして、稚内までの往路、鹿児島からの復路も含めて旅を楽しんで欲しい」との思いから現地集合現地解散に決めたとの事でした。

 

今回のツアーへの細かな気配りには、初日から都度都度感心してきましたが、この話を聞いて、あー、また小田急トラベルの鉄道旅行に参加したいな!と新たな決意を胸に秘めた鉄子の父なのでした。

 

「日本列島鉄道縦断ツアー」最終日 その①

みなさま、ご無沙汰しております。

できるだけリアルタイムにお伝えすることをモットーとしておりました、「日本列島鉄道縦断ツアー」レポートですが、最終日翌日の9/22は休養に充てさせていただきました。

さすがに3泊4日朝から夜までの行程でもあり、疲れが溜まっていたようです。

 

という訳で、一日空いてしまいましたが、気を引き締めて最終日のレポートを再開します。

最終日(9/21)は、小倉駅鹿児島中央駅西大山駅とJR日本最南端の駅を目指し、ツアー一行は7時に小倉駅前のホテルを出発したのでした。

 

◼一本目:こだま775号

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本日最初に乗車するこだま775号は、なんと乗車時間わずか17分間です!

が、今回のツアーで私、鉄子の父が一番楽しみにしていたと言っても過言ではない列車なのです。それがこちら!JR西日本500系新幹線であり、弾丸特急という名にふさわしいこの丸みを帯びたデザイン、なんと美しいのでしょうか!

 

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JRの文字はJR西日本のコーポレートカラー青でして、この車番からも500系であることが分かりますね。

 

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先頭車両だけでなく、全ての車両が丸みを帯びたデザインなのです。色彩もなんと美しい!


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↓はそんな500系の網棚の写真ですが、天井まで丸みを帯びたデザインのため、N700系に比べて網棚の高さが狭くなっています。キャリーバッグは何とか収まっていますが、他の新幹線では問題なく入った大きめのリュックサックがこの網棚には入りませんでした。

これはデザイン優先の弊害の一つですね。

 

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鉄道だけの話ではありませんが、デザインと機能性の完全な両立は永遠のテーマなのかも知れません。

このデザイン重視の500系は、他の新幹線車両と比べて席数が少なく相互運用性が低いため、あまり活躍できないまま今はこだま号のみの運用に留まっているとのことでした。

 

ということで、昨日のひかりレールスターと共にこの500系に乗車できる期間はこの先長くないことが想定され、両者に乗車できたのはこのツアーのおかげです!!


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↑の通り、この500系指定席車両も2✖2シートを採用しており、ゆったりと旅行を楽しむ事ができます。ま、今回は17分しか座れませんでしたが・・・

 

そして、博多駅に到着したこだま775号は、↓の通り行き先を博多南駅に変えたのでした。


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博多南って何?という方のためにちょっと調べたところ、博多南線という路線が存在するようです。

 


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交通新聞社 2020年9月号全国版コンパス時刻表より】

 

↑の時刻表左ページに『全列車特急列車』と記載があります。また、右ページ下部には『博多南線をご乗車の場合は、運賃の他に特急料金100円が必要です』とあります。

 

つまり、博多南線とは、

・新幹線車両で運行される特急列車である

・特急料金100円で新幹線車両に乗車できる

・乗車時間は概ね8分程度である

という変わった路線となります。

 

九州にお越しの際は、是非とも、博多南線に注目してみてくださいね!