「九州縦断鉄道の旅 with 鉄子編」その④
みなさま、こんにちは。
前回は雨の長崎観光をお伝えしましたが、ようやく今回から本格的に鉄道の旅が始まります。
〇2020/3/27(3日目)
8:27 長崎発 かもめ8号
10:03 鳥栖着
13:37 別府着
14:15 別府駅東口発 路線バス
- [x] 別府地獄めぐり 血の池地獄、海地獄観光
17:30 別府駅東口着
18:00 ホテルチェックイン
3日目の行程は↑↑↑の通りでして、何といっても本日のメイン、そして鉄子の父がどうしても外す事ができなかったのは「ゆふいんの森」です!
運転開始は1989年でして、なんと!既に30年間九州を走り続けている観光列車なのですよね。
それでは3日目、行ってみましょう!
■特急かもめ8号
初日に特急かもめに乗車しなかったのは、今日乗る予定だったからです。それでは長崎駅の模様からお伝えしますね。
↑↑↑は、787系特急かもめです。以前は博多と西鹿児島を結ぶ特急有明として運行していましたが、九州新幹線 鹿児島中央開通によりその他の区間に割り当てられる事になりました。
787系特急かもめと一緒に運行しているのが、↓↓↓の885系白いかもめです。こちらは至る所にかもめのイラストが描かれているように、以前からかもめとして運行されている本家ですね。
真っ白な車体がとても映えていて、丸みを帯びたデザインもすごくお洒落です。
内装やシートもシックな色合い、模様を採用していて、普通の特急列車なのにワクワクを与えてくれるのが不思議な感覚でした。
そんなガラガラの白いかもめに1時間半程度揺られて、乗り換えの鳥栖駅に到着です。
■特急ゆふいんの森3号
恐ろしいくらいの土砂降りの中、鳥栖駅のホームで冷えた身体を温めるために立ち食いそばを食しました。
甘辛く炊かれた鶏肉が乗ったかしわそばに、鳥天のトッピング。やっぱり立ち食いそばは最高ですね!
場所によって濃い出汁薄い出汁、ボソボソのそば、コシのあるそば、早い安いを兼ね備えた鉄道マニアの強力な味方ですが、特にホーム上の立ち食いそば屋は見かける事が少なくなりました。この鳥栖駅のそば屋さんも何とか頑張って欲しいです。
そうしている内にやって来ましたゆふいんの森!
車体だけでなくシートも森をイメージした緑一色(リューイーソウではありません)。
私の大好きな緑色でもあり、スマホの待ち受けもゆふいんの森仕様です!
更に外観を見てお分かりの通り、全車ハイデッカー仕様な所も観光列車って感じですね。
記念パネルを持って親子で記念撮影もして貰いました。5年生の年頃だと写真に収まるのを非常に嫌がるのですが、毎日お土産を買ってもいいよ、という条件付きで記念撮影に収まる契約を父娘は結んだのでした。
折角の旅路ですから、朝から梅酒をいただきました。実は、美味しくてこの後もう一本おかわりしちゃいました。
鳥栖で乗車する際は撮影時間がなかったので、終点別府到着後にゆっくりと写真撮影しました。ロゴを見るとこの車両も年季を感じますね。
また、駅名表示に温泉マークが入っていて、とってもかわいいです。端っこにチェキで撮影する鉄子も映っていて、このアングルは私のお気に入りです。
車両撮影を終えて駅の改札に向かいますが、やはり至る所に温泉ゆかりのモニュメントがあってとても楽しいです。何気に湯気がOITAの文字になっているのがお茶目ですね。
駅前に手湯がありました。やっぱり別府、九州一の温泉の町ですね!
さあホテルに荷物を置いた二人は、バスに乗って地獄めぐりに向かいます。やってきたバスの外も中もやっぱり温泉三昧。こういったかわいいキャラを見てるだけで癒されます。
そして、最初に向かったのは「血の池地獄」。いくつかある地獄めぐりの中で、今回は時間の関係もあり訪問できるのは赤い「血の池地獄」と青い「海地獄」の二つ。
まずは「血の池地獄」から。
ブクブク湧いている温泉に入れる訳ではない(当たり前)ので、お土産の物色含めて30分程度あれば事足りますね。全ての地獄スポットまでバスで行くことができますが、場所によってはバスの本数が少なく、徒歩移動となるケースもあるのでご注意ください。
続いて「海地獄」。数年前に北海道の「青い池」を鉄子、鉄男と訪れましたが、そこに湯気がもうもうと立っているイメージです(説明下手ですみません)。
こちらはお土産処も「血の池地獄」より大きく新しく、イートインも充実してたのでちょっくら一休みです。
はい、折角なので、まだ夕方ですがかぼすBARをいただきます。
鉄子はプリンと温泉卵ですね。
箱根の黒たまごも美味しかったですが、やっぱりこういった場所で食べるゆでたまごはシンプルでも最高です!
そして、鉄子が別府で買ったお土産がこちら。ぐでたまがたまごの殻から顔を出していますね。左は箱根の大涌谷で買った兄妹品でして、鉄子が白いぐでたまを見つけた時は目を輝かせて「これ買う!」と大興奮でした。
これも、記念撮影の契約金で買ったお土産ですからね、大事にしてください。
余談ですが、白い殻の部分をギュッと握ると黄身が飛び出る仕様になっています。ちなみに、「よだきい」は大分方言で「おっくうだ〜」の意味だそうです。ぐでたまのコメントだったのですね(笑)
ここ別府で二つ目のぐでたまを手に入れた鉄子、今後3人目の兄妹に出会う日は来るのでしょうか!? もし遭遇したらこの場でご紹介したいです。
何と言っても、こういった観光地のお土産グッズはそれなりに良い値段するんですよね。
でも、鉄子にとっては旅行に行った良い思い出になる訳で、今回の契約金は「一日○○○円だよ。」と事前に決めていたため、お土産屋さんに入る度にどれを買おうか、その金額に収めるにはどの組み合わせにしようか、と長い時は30分以上ずっとウロウロしてるんです。
きっと、こうやって悩みに悩んで選んだお土産は大事にするはずです。きっと・・・
暗算の勉強にもなりますので、お子さんにはおススメですよ。
という事で、3日目は長崎から別府までの行程をお伝えしました!
「日本列島鉄道縦断ツアー」おかわり編
みなさま、こんにちは。
「九州縦断鉄道の旅 with 鉄子編」がスタートしている昨今ですが、先日東北新幹線に乗車する機会がありましたので、今回は「日本列島鉄道縦断ツアー」の話題を挟みたいと思います。
今回の話題は以下の2点です。
①JR東日本E5系の床模様を確認する!
②りんごジュースの「世界一」を飲む!
それでは最初は「①JR東日本E5系の床模様を確認する!」です。
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
↑↑↑の記事でJR北海道H5系の床模様は写真に収めたのですが、当時E5系が確認できなかったため、今回写真を撮ってきました。
以下で比較してみますね。
まずはJR東日本E5系のロゴから。
続いてJR北海道H5系のロゴ。うーん、個人的にはE5系の方が好みですね。
では床模様を比較してみます。まずは座席下の模様から。
左がE5系、右がH5系の模様です。
続いて通路の床模様です。
先程と同様に左がE5系、右がH5系の模様です。
うーーむ、雪の結晶模様を写真に収めた時はかなり興奮していたのですが、E5系の床模様は全く特別感なかったですね・・・
正直、今回話題に上げようか迷ったくらい普通の模様だったのですが、当ツアーの宿題事項でしたので、あえて記事にさせて貰いました。
さぁさぁ、次の話題に行きましょう!
二つ目の話題は「②りんごジュースの「世界一」を飲む!」です。
以下の記事にて、鉄子の父は 青森駅でりんごジュース自動販売機に出会い、「ふじ」のりんごジュースを満喫したのでした。
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
そんな鉄子の父がネットサーフィンをしていると、ふと以下の記事を見つけました。
■東京駅・上野駅での「青森りんご 世界一」大好評により早期販売終了見込みのお知らせ
https://www.jre-water.com/1021sekaiichi_stop.pdf
「株式会社 JR東日本ウォータービジネス」HPより
なんと!! りんごジュースシリーズに世界一がラインナップされていたのです。それも価格は他の170円に比べて300円! こ、これは飲むしかありません!
鉄子の父は10/23夕方に東京駅のりんごジュース自動販売機で世界一を飲むことに決めたのでした。
行きの新幹線ではこちら! 「ジョナゴールド」で景気づけにのどを潤しました。
そしてそして、東京駅に戻ってきた鉄子の父は、汗だくになりながらりんごジュース自動販売機を探しました。
実は、最初に見つけたWebサイトには「東京駅丸の内地下中央口を出てすぐ」と書いてあったのでウロウロしてたのですが、どうも見当たらないのです。
もしや、世界一売り切れで既に撤去されたか??との憶測もよぎったのですが、案内所で聞いたら直ぐに分かりました。
そんなこんなで辿り着いた自動販売機がこちら!
左が9/20青森駅、右が10/23東京駅のものです。
はい、確かに右の写真はど真ん中、2段に渡って「世界一」のジュースが鎮座しております。
ですがっ! やはりというか何というか、残念ながら「世界一」は既に売り切れておりました。
予感はしてましたが、この時の脱力感たるや、言い表せないものがありました・・・
本当にインターネットの影響力ってすごいですね。私がこのツアーに出会うことができたのもインターネットのおかげなので、今回は残念ですがしようがありません。
という事で、この日は「トキ」をお土産として購入し、トボトボと家路についた鉄子の父なのでした。
これで「世界一」以外の3種類を体験できたのですが、やっぱり「世界一」が飲みたーい!です。
鉄子の父は「世界一」、そして11月以降に追加される「つがる」「きおう」に巡り合う事ができるのでしょうか!?
万が一「世界一」に出会う事ができたなら、またこの場で報告させていただきますね!
P.S.
もしかしたら、青森駅の自動販売機であれば「世界一」を買えたのでは?と考えたそこのあなた!
残念ながら今回の目的地は青森駅の手前でして、激戦区の東京駅で勝負を挑むしか選択肢がなかったのです・・・
「九州縦断鉄道の旅 with 鉄子編」その③
みなさま、こんにちは。
前回、羽田空港~福岡空港~太宰府天満宮~長崎へと九州入りを果たした鉄子と父でしたが、2日目は丸一日長崎観光に当てる予定としておりました。
〇2020/3/26(2日目)
10:00 長崎発 観光バス
- [x] 長崎よかとこコースA
14:30 大波止着
14:40 ホテルに戻る
出発前は「ハウステンボスに行く」、「島原鉄道に乗る」などのオプションを考えていた鉄子の父ですが、前者はコロナ禍で営業エリアが大幅に縮小されており、長崎~ハウステンボス間はあまり交通の便が良くない事から断念しました。
それだったら長崎の町をゆっくり見たいという事で観光バスを予約したのですが、当日集合場所に行ってみると、参加人数は私たちを含めて6名程度でした。
この時期でしたので、正直私たち二人だけかもと思っていましたが、良い意味で予想が外れて良かったです。
「長崎よかとこコースA」という観光バスツアー、最初に訪れたのは原爆資料館です。
私は山陰地方の出身でして、広島の原爆資料館を訪れた事はあるのですが、長崎は初めてとなります。鉄子がどんな反応をするのか、気になりましたね。
こちらは昨年、ローマ教皇フランシスコが来日された際にニュースでも頻繁に取り上げられていた写真です。
背中の弟が亡くなっている事は鉄子も理解していましたが、これを見て彼女はどんな事を考えたのでしょうか?
彼女には3歳年上の兄がいますが、自分の子供たちにはこのような思いをさせてはいけないな、と心に誓った鉄子の父なのでした。
続いて向かったのは平和記念公園です。いつもは多くの観光客で賑わっているのでしょうが、雨模様でもあり人はまばらでした。
続いて向かったのは出島。
長崎と言えば出島!との印象を持っていた鉄子の父ですが、いやー、とてもこじんまりとした空間でしたね。
とても小学生が楽しめる場所ではないな、と感じた鉄子の父でしたが、スタンプラリーを見つけてからというもの、鉄子は雨の中の出島を走り回っておりました。
スタンプラリー、ナイスですね!
そして次は長崎孔子廟。
「1893年(明治26)中国清朝政府と華僑によって建造されたもの」だそうですが、長崎と中国・孔子は全く思いもよらない組み合わせでした。
最後は大浦天主堂、
は入館料が高い(1000円!)ため外から眺めるだけとし、グラバー園を廻りました。
鉄子にとってはこれまでの建造物よりも、観光地にありがちな↓↓↓の真実の口の方が興味深かったようです(笑)
そんなこんなで長崎の名所を回ってきた二人組は、朝からずっと雨模様だった事もあり、一旦ホテルに帰りました。
が、私、鉄子の父はまだ仕事が残っています。明日からの鉄道旅の切符を買いに行かねばならないのです。
と言いますのも、3日前に行き先を九州に決めてから、どんな行程にするか時刻表とにらめっこしている内に出発日を迎えたので、まだ切符を買っていないのでした。
ですので、鉄子の父はポケット時刻表を片手にJTB長崎駅前の営業所に向かいました。 その間も終着駅である長崎駅や市電をパシャパシャ写真に収めながら。
コロナ禍の平日という事もあり、JTBは空いていました。そんな中、応対してくれた店員さんは、ポケット時刻表を片手に現れたオジサンの行程をしっかり理解してくださり、以下の長崎~西大山までの切符を発券してくれたのでした。
本当はこれら以外にも3枚×二人分の乗車券があったのですが、改札で回収されてしまったので持ち帰れたのはこれが全てになります。
あれ?↑↑↑の一番上の乗車券を見て、鉄子の父はJR日本最南端の西大山駅には行ったことがないのでは?と思ったそこのあなた、はい、大正解です!!
確かに以下の記事でそのように述べていますね。
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
そうです、実際今回の旅では西大山駅まで行っておりません。
が、そこは鉄道マニアの鉄子の父、切符だけでも西大山駅まで行きたいと考え、西大山駅までの乗車券を発券して貰ったのでした。
みなさまご存じの通り、まさか半年後に「日本列島鉄道縦断ツアー」で念願の西大山駅を訪れる事になるとは、この時はつゆ知らず・・・
もう一点、↑↑↑の乗車券を再度見ると、熊本駅~西大山駅までで発券しています。
本当は長崎駅から西大山駅まで一筆書きで行きたかったのですが、残念ながら、2016年4月の熊本地震による被災のため、豊肥本線(肥後大津-阿蘇間)は2020年3月現在不通となっていたのですね。
従って、この不通区間を通した乗車券は発券できず、長崎駅~阿蘇駅、熊本駅~西大山駅の2枚の乗車券に分けて発券して貰ったのでした。
この豊肥本線の不通区間は、2020年8月8日、熊本地震から4年の歳月を経てようやく全線復旧を果たします。
が、2020年7月豪雨災害により、今回私たちが乗車した以下区間が新たに不通となってしまったのでした。
・肥薩線(八代~吉松間)
「JR九州 災害に伴う運行状況のご案内について」ページより
みなさまもニュースでご覧になったと思いますが、人吉の豪雨は一際大きな被害をもたらしました。川に架かる鉄橋が次々と倒壊し、線路が流される模様が幾度となくテレビに流れる様子を私も目にしました。
あそこまで被害が大きいと、直ぐには復旧見込みも立たないと思われますが、一刻も早く全線復旧するよう心よりお祈り申し上げます。
今回は、二日目の長崎観光と明日以降の切符購入についてお伝えしました。
次回より長崎から指宿までの鉄道旅が始まります。それではまた!