様々なディーゼル機関車たちの記憶
みなさま、こんにちは。
網走流氷見学旅行の続編をお待ちの方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。昨日私用で出かけた鶴見駅近辺で撮り鉄活動しましたので、その様子を先に共有させてください。
実はわたくし、産まれてから小学1年生までこの神奈川県鶴見で育ちまして、40年前を懐かしみながら鶴見近辺をウロウロしております。そんな鶴見にある踏切なのですが、京浜東北線、東海道線、貨物線の複線があり全部で6本の線路が走っている鉄道マニアには涎が垂れそうなポイントなんです。そんな踏切でしばし待っておりますと、、、
ん?一番手前の貨物線を川崎方面からオレンジの車両が近づいて来ましたよ。
んんん?ディーゼル機関車一両ですね!!
おおー!正体はDD200の13号機でした!初めて見たので思わず興奮してしまいました。
いやー、あっと言う間に過ぎ去ってしまいましたが、かなり新しい車両でしたし、DD200型ディーゼル機関車を見たのも初めてでした。この年になっても初物を見た時の新鮮さは変わらないものですね!ただでさえディーゼル機関車の活躍の場が少なくなったこのご時世ですが、何度か遭遇したディーゼル機関車を振り返ってみましょう。
これは先日公開した2015年7月の北海道旅行での一コマです。DE10型は30年以上前から我が故郷の島根県でも活躍していたのですが、DE15型ディーゼル機関車はこの時が初めての遭遇だったかもしれません。
■SL人吉号(DE10-1209号機)
こちらは2020年3月九州縦断旅行での一コマです。その時の様子は以下をどうぞ。 tetsuko-papa-room.hatenablog.com
もちろんSL人吉号の主役は8620式蒸気機関車なのですが、逆方向で熊本駅に入線する時に先頭で牽引してきたのがDE10型ディーゼル機関車でした。完全に脇役ですが、しっかり客車と同じこげ茶色に塗装されていて存在感を発揮しておりますね!
こちらは2015年7月北海道旅行 夏の陣。札幌駅での一コマです。やはりディーゼル機関車と言えばDD51型が一番メジャーです。一昔前は島根県の非電化区間でも大活躍しておりましたが、客車列車がほぼ絶滅してしまった昨今は全てディーゼル気動車に置き換わってしまいました。よって今では貨物列車でしか見かけることができない希少な車両です。カシオペア乗車時の様子は以下をどうぞ。
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
■急行はまなす号(DD51-1095号機)
こちらは2015年12月北海道旅行 冬の陣。札幌駅で青森への出発を待つ急行はまなす号の一コマです。こちら冬の陣はまだ未公開ですので、一部だけ先行公開しますね。
ここからは急行はまなす入線の様子ですが、大勢の大人に混じって鉄男が低いアングルから頑張って撮影しましたよ。
このアングルを見ると、寝そべっているのでは?と思うような角度から撮影してますね。彼の必死さが伝わってくる一枚です。
この急行はまなすは、JRで最後の急行列車でした。北海道新幹線開通に伴い寝台特急カシオペアと共に廃止される事が決まっていたので、夏の陣のカシオペアに続き、冬の陣で急行はまなすに記念乗車した次第です。この二段式B寝台に乗る事ももうないでしょうから、鉄子・鉄男は最初で最後、わたくしも30年以上振りの最後の乗車となる記念すべき日でした。
本来、ディーゼル機関車は最初のDD200型のようにオレンジ塗装が標準なのですが、今回ご紹介した機関車はそれぞれ特別塗装されていましたね。上の写真ですが、先に廃止となった寝台特急北斗星用の専用色として、牽引する青の客車と同じ色に塗装されています。これこそが、今は絶滅してしまったブルートレインなんですね。30年前は、夜の東京駅、上野駅に出掛けると、5本から10本程のブルートレインが次々と発車していく様子を見る事ができました。今となっては懐かしい思い出です。
急行はまなすは、函館駅で進行方向が変わります。そして、ディーゼル機関車から電気機関車への付け替えもありますので、早朝4時前ながら鉄道マニアがたーくさん待ち構えておりました。
札幌~函館の非電化区間を牽引してきたDD51は役目を終え、隣の線路に退避してますね。そして、函館~青森の電化区間+青函トンネルは海水の錆に備えたED79型電気機関車にバトンタッチです。DD51の最初のDはディーゼルのD、ED79の最初のEはエレクトリックのEですね。ちなみに2つ目のアルファベットは車輪の動軸数を表しています。(D=4軸、E=5軸)
■おまけ
DD200型ディーゼル機関車が来る前に、特急踊り子号が通過していきました。これは40年以上踊り子号として運用してきた185系に代わるE257系です。こちらもわたくしは初めてお目に掛かることができ、今日は本当にツイている日でしたね!
また、ディーゼル機関車についてもっと詳細を知りたい!と言う方は星川功一さんの以下記事が分かり易く引用させていただきましたのでご覧くださいませ。
と言う事で、今回は番外編でディーゼル機関車に的を絞ってご紹介しました。いやー、偶々立ち寄った鶴見の踏切からここまでネタが広がるとは思いもよりませんでしたよ。久し振りにリアルタイムの鉄道ネタをご紹介出来て満足の鉄子の父なのでした。
次回こそ網走流氷旅行続編をお伝えしたいと思います、それでは!