「九州縦断鉄道の旅 with 鉄子編」その①
みなさま、こんにちは。
前回までの「日本列島鉄道縦断ツアー」いかがでしたでしょうか?このツアーは私、鉄子の父が一人で参戦したものでした。
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
はい、もちろん私の娘である鉄子も連れて行きたかったのですが、様々な大人の事情がありまして、どうしても連れて行く事ができなかったのですよね。
ブログ開設時に↓の記事にも書きました通り、鉄子は当ブログの主役級でありますので、今回の「九州縦断鉄道の旅 with 鉄子編」にてようやく真打登場となる訳です。
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
タイトルにもあります通り、今回は2020年3月に鉄子と、その父である私が九州旅行した時のお話です。
そもそも、なぜ目的地を九州に決めたのか?
↓の記事にヒントがあります。
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
こんな事情で泣く泣く「北海道 札沼線 サヨナラ新十津川駅を巡る旅」を諦めた鉄子の父は、行き先を四国か九州の二択で悩んでいました。
そんな中、3/22に訪問した美容室のお兄さんの「鉄子の父さん、九州最高ですよ!私も4月初旬の九州旅行をものすごく楽しみにしてるんです!」との言葉に背中を押され、私は目的地を九州に決めたのでした。
しかし、みなさんご存知の通り4月7日にコロナウイルスの影響で緊急事態宣言が発令され、このお兄さんは九州旅行をキャンセルする事に・・・
お兄さんごめん!あなたの分もしっかり楽しんでくるよ!(結果論ですが)
そして、私の年休事情と鉄子の学校事情を考えると、出発日は修了式がある3/25としました。朝一通知表を貰いに学校に行き、その結果に一喜一憂する間もなく出発!となる訳です。
ですが、安心してください。成績がイマイチでもちゃんと旅行には連れていきますから(笑)
そんなこんなで出発3日前に目的地が決まった九州旅行。いつぞやの記事で「旅行は計画を立てている時が一番楽しいですね!!!」と書いた私でしたが、この時ばかりは前言撤回します。だって、この時点で決まっているのは、九州方面に3/25~3/30で旅行に行く!という事だけだったのですから・・・
そこからは、札沼線に乗る気マンマンで購入したポケット時刻表とにらめっこです。まさか九州のページをめくる事になるとは夢にも思っていませんでしたが、北海道は人生で6回行っているのに対して、実は本格的に九州を回るのは初めてなのでした。
更に九州と言えば、水戸岡 鋭治さんプロデュースの列車を始めとした観光列車が至る所に走っている夢のような空間です!
さあ、この6日間でどれだけの列車を制覇できるのか?そして、九州のどこに上陸してどこから帰京するのか?頭をフル回転して旅程を考える鉄子の父なのでした。
「日本列島鉄道縦断ツアー」おさらい編
みなさま、こんにちは。
前回を以って、長かった長かった「日本列島縦断ツアー」の模様を全てお伝えすることができました。
ほっと一息ついた鉄子の父でしたが、本日フラッと本屋に立ち寄ったところ、こんな本を見つけてしまったのでした。
「日本の新幹線 最新版(宝島社)」です!
|
ツアー中に様々な新幹線に乗車しましたが、いくつか未解決やモヤっとした事象がありました。このまま詳細不明ではイカン!と思い、モヤっとを解決するためつい購入してしまいました。
今回は、この本を使わせて貰い、それらの事象をスッキリさせる「おさらい編」をお送りしたいと思います。
私がピックアップしたモヤっと一覧は以下の通りです。
■モヤっと一覧
①旧E3系と新E3系とは?
②E5系とH5系の違いは?
③E7系とW7系の違いは?
④N700AのAロゴサイズ違いの意味は?
⑤新幹線限定スジャータアイスはなぜ硬い?
⑥博多南線とは?
それでは、①から見ていきましょう。
■モヤっと事象
①旧E3系と新E3系とは?
■どこでモヤっとした?
以下記事のつばさ132号、なすの272号にて乗車しました。
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
■モヤっと解決編
・E3系は1997年秋田新幹線開業に合わせて登場
・1999年山形新幹線の新庄延伸に伴い「つばさ」用の増備車両としてE3系1000番台が充当された。
・E6系登場により、2014年秋田新幹線から引退
・一部は観光列車「とれいゆつばさ」や、「現美新幹線」に改造された
「日本の新幹線 最新版(宝島社)」より
■鉄子の父おさらい
・なるほど、なすの272号は1997年登場時の旧E3系、つまりE3系0番台が使用されており、つばさ132号はE3系1000番台が使用されていたんだ
・これが、新旧E3系の両方に乗車した!という事だったんだ。はい、納得!
それでは次行きましょう!
◆モヤっと事象
②E5系とH5系の違いは?
◆どこでモヤっとした?
以下記事のはやて98号、はやぶさ10号にて乗車しました。
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
◆もやっと解決編
・E5系とH5系は、基本的な構造は同じ
・車体の帯の色やロゴマーク、内装に若干の違いがある程度で、走行性能に大きな差はない
「日本の新幹線 最新版(宝島社)」より
◆鉄子の父おさらい
・帯の色、ロゴマークは上記投稿でチェック済み。内装の違いも把握していたが、やはりE5系の床模様が確認できなかったのが心残り。
・出張で乗車するチャンスがありそうで、その際に床の写真を撮り当ブログで紹介する、を鉄子の父の宿題とする。
それでは次!
■モヤっと事象
③E7系とW7系の違いは?
■どこでモヤっとした?
以下記事のあさま613号、はくたか565号にて乗車予定でした。 tetsuko-papa-room.hatenablog.com
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
■もやっと解決編
・2015年北陸新幹線の金沢延伸に伴い、JR東日本とJR西日本が共同開発した
・両車の間に相違点はほとんどなく、車体のロゴにわずかな違いが見られる程度
「日本の新幹線 最新版(宝島社)」より
■鉄子の父おさらい
・残念ながら、今回W7系には乗車できなかったが、違いはロゴだけなんだ。
・出張で乗車するチャンスがありそうで、その際にW7系のロゴ写真を撮り当ブログで紹介する、を鉄子の父の宿題とする。
・しかし、どの列車がW7系運行かを知る方法はあるのだろうか・・・
それでは次々!
◆モヤっと事象
④N700AのAロゴサイズ違いの意味は?
◆どこでモヤっとした?
以下記事のひかり653号、のぞみ57号にて乗車しました。 tetsuko-papa-room.hatenablog.com
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
◆もやっと解決編
・Aロゴが小さい車両=初代N700系を改造したN700A
・Aロゴが大きい車両=製造時にN700Aとして製造されたN700A
・ちなみに、以下投稿のみずほ601号はN700系7000番台、8000番台
であり、7000番台=JR西日本所属。8000番台=JR九州所属
「日本の新幹線 最新版(宝島社)」より
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
◆鉄子の父おさらい
・Aロゴのサイズ違いの意味が分かって、めっちゃスッキリしました!
・みずほ601号の車番号写真が残っておらず、JR西日本、JR九州どちら所属の車両か分からなかったのが心残りです・・・
それでは次々!
■モヤっと事象
⑤新幹線限定スジャータアイスはなぜ硬い?
■どこでモヤっとした?
以下記事のひかり653号で鉄子の父のお隣さんが食べてました。
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
ちなみに実物写真はこちら!
■モヤっと解決編
・「シンカンセンスゴイカタイアイス」の異名を持つ
・「高級感のあるアイスを」というコンセプトのもと、濃厚な味わいにするために通常のアイスよりも空気の含有量を減らして密度を高くしているため、溶けにくく硬い
・新幹線内には冷凍庫がなく、ドライアイスを詰めた保冷バッグに入れていることで、さらに硬くなっている
「日本の新幹線 最新版(宝島社)」より
■鉄子の父おさらい
・あー、スゴイカタイアイス、食べたかったー! 次は食べる!
これが最後!
◆モヤっと事象
⑥博多南線とは?
◆どこでモヤっとした?
以下記事のこだま775号は博多駅到着後に博多南行きとなりました。
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
◆もやっと解決編
・運賃200円と特急料金100円で乗車可能
・もともとは山陽新幹線が車庫に向かうための回送線だったが、交通の便が悪かった車庫周辺住民の「乗せて欲しい」という強い要望に応じて旅客化された
・最高速度が120km/hと低く、「新幹線」の法的定義に当てはまらないため、「普通鉄道」扱いとなる
「日本の新幹線 最新版(宝島社)」より
◆鉄子の父おさらい
・車庫への回送線が、住民の要望で旅客化されたとは驚きの出来事。JR西日本の柔軟な対応を称賛すると共に、採算が取れているのか気になるところです。
・「新幹線」の法的定義があるとは初耳でした。
ということで、「日本の新幹線 最新版(宝島社)」に出会ったことにより、急遽おさらい編を追加しました。まだまだ私も知らない事が沢山あり、とても勉強になった鉄子の父なのでした。
そしてそして、ついに次回より新編スタートです!
ようやく鉄子が登場する、「九州縦断鉄道の旅 with 鉄子編」をお楽しみに!
「日本列島鉄道縦断ツアー」最終日 その④番外編
みなさま、こんにちは。
前回、やっとのことでJR日本最南端の駅、西大山駅に到着した鉄子の父は、やり切った感もあり、しばらくブログ更新をサボっておりました・・・
今回は、西大山駅から帰京までの道程を辿ってみたいと思います。
西大山駅で思う存分記念撮影を楽しんだツアー一行は、待ち構えていた観光バスに乗り込み、昼食の場へと向かうのでした。
そして、しばらくして到着したのはこちら!
池田湖パラダイス?みなさま池田湖って聞いたことありますか?
私は初めて聞きました。なぜか屋久杉の一部が置いてありますねー
と思ったら、、、
イ、イッシーだ!はい、ここはイッシーで有名な池田湖なんです。
池田湖から望む開聞岳もサイコーの景色です。
おー、ちゃんと我々のために歓迎の札も書いていただいて・・・
なのですが、本日の団体客は我々だけのようで、やはり観光客が戻ってくるのはまだまだ時間が掛かることが伺えました。
この記事を書いているのが10/2ですから、GoToトラベルに東京が追加され、GoToイートも開始された直後となります。何とかこれらを起爆剤に、指宿、そして九州全体も一刻も早く賑わいを取り戻して欲しいものです。
なんとなんと、昼食はこんな豪華な御膳でした。本当に当ツアーの食事は最初から最後まで驚きの連続で楽しませて貰いました!
もちろん、前の席との間にはビニールシートが張ってありコロナ対策も万全でしたよ。
そして、昼食を楽しんだツアー一行は、今回の日本縦断ルートの正式な切符を見せて貰いました。以下の記事にも書きましたが、団体用の正式な切符はレシートのような切符なのです、と教えて貰っていたのでした。
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
それがこちら! ふむふむ、26人分の座席が指定されていますね。26枚の切符を発券するよりもはるかに経済的です。
これを全ての乗車分まとめたものが・・・
こちらです! はい、確かにレシートという例えがピッタリ来る一品ですね。添乗員の方は、この26人分の切符が詰まったこのレシートの束を肌身離さず胸ポケットに入れて我々を引率してくれたのでした。
これを失くしてしまったらツアー一行26人が路頭に迷ってしまうのですから、責任重大ですもんね。
そんなこんなで、ツアー一行を載せたバスは予定通り鹿児島中央駅に到着したのでした。ここでツアー一行は解散となります。
実は、この日指宿に泊まる数名は池田湖での解散でした。こうやって、目的地到着後も思い思いにこの地を楽しむ事ができるのも、現地集合・現地解散である当ツアーの醍醐味なのですね。
そして、15時過ぎに解散した鉄子の父は、鹿児島中央駅→博多駅まで新幹線で戻り、19:50福岡空港発のANA便に乗らなければなりません。
以下記事の通り、事前調査では鹿児島中央駅→博多駅の新幹線自由席料金は10110円なのですが・・・
tetsuko-papa-room.hatenablog.com
実は、こんな便利な切符があったのでした。
『みんなの九州きっぷ』
なんという安易な、イヤイヤ、素晴らしいネーミングセンスなのでしょうか?(笑)
この切符を買うと110円安く済むのですね。ですが、実はJR九州ネット予約サイトを見ると、新幹線自由席であれば8000円弱で買えるネット専用お買い得切符もあるんです!
普通だったらこのお買い得切符を買います。
ですが、鉄子の父は、それを承知で『みんなの九州きっぷ』を選んだのでした。
これがその切符です。
いいんです、ちょっとくらい高くても。
いいんです、本当は本日だけでなく、明日も九州内の新幹線・特急に乗れるのですが。
本当は指定席が6回も利用できるのですが。
いいんです、鉄子の父は今日の内に福岡空港からフライトしないといけないのですから・・・
そして、鹿児島中央駅に入った鉄子の父は、こんな猛獣たちに遭遇したのでした。
はい、そうです!最後の乗車はPIXAR新幹線です!
実は、今朝の指宿枕崎線の車内で添乗員が言っていたのです。「15:30鹿児島中央駅解散予定ですが、早く着けば15:25発のPIXAR新幹線に間に合うかもしれません」と。
そして、幸運なことにPIXAR新幹線「さくら406号」に乗り込む事ができた鉄子の父なのでした。
いやー、PIXARのキャラクターが車両一面に描かれており、40代のオジサンも思わず興奮してしまいましたよ。
秋田新幹線こまちにも「いなほ」がデザインされていましたが、PIXAR新幹線では各車両で異なるキャラクターが描かれていました。
そして、なんと言ってもこの黄金の壁です!
行きのJR九州新幹線800系つばめは通常塗装だったのですが、「黄金の壁を纏った車両もあるんですよ!」と添乗員から教えて貰っていたのでした。
まさかその車両がPIXAR新幹線になっているとは・・・
いやー、本当に最後の最後までドキドキワクワクを与えてくれるツアーとなりました。
はい、そんなPIXAR新幹線を満喫した鉄子の父は、博多駅に到着したのでした。
「さあ、博多ラーメンでも食べて帰ろうかなー」
と考え、博多駅構内をうろうろしてみたのですが、写真の通り博多駅ってものすごくデカくて、ダンジョンのような巨大ステーションなのです。
よって、博多散策は早々に諦め、空港で空腹を満たすべく、地下鉄に向かったのでした。
そして、福岡空港で博多ラーメンを、と思いましたが、『一人でもつ鍋食べられます!』との看板に惹かれてふらっともつ鍋屋さんに吸い込まれていきました。
はい、一人もつ鍋サイコーでした! お一人の女性客も多く見られ、とても雰囲気の良いお店でしたねー。
そんな中、〆のちゃんぽん麵までしっかり楽しみ、鉄子の父は羽田へのフライトで帰宅の途に着いたのでした。
と言う訳で、今回は西大山駅到着後の模様をお伝えしました。
この4日間、稚内から西大山まで、私の人生の中でも相当濃厚な鉄道旅を体験することができました。8/8にネットでツアーを見つけてからというもの、一か月半の間、本当にワクワクさせて貰った今回のツアー、また体験してみたいですね。
そして、最後の指宿枕崎線では添乗員と沢山話をすることができました。
今回はJR日本最北端→JR日本最南端までのツアーでしたが、次は、JR日本最東端(東根室駅)→JR日本最西端(佐世保駅)までのツアーを企画したい!と夢を語ってくれました。
このツアーが実現した際には、是非とも私も参加したいな、と新たな目標がまた一つ増えた鉄子の父なのでした。
ツアー一行のみなさま、そして添乗員のお二方、大変おつかれさまでした!!!